「ハクモクレン」

 中国原産で、樹高5~15メートルと高く、葉は肉厚で長さも10センチあり、3~5月に白色の花を上向きに咲かせます。ハクモクレンは白い花のモクレンのことで、紫色の花のものはモクレンと言い、別の植物になります。

 生薬名は「辛夷(シンイ)」で、花が咲く前のつぼみを干したものです。また、筆先のような形で外側の面に細かい毛が密集していることから別名「毛筆頭」とも言われ、蓄膿症(ちくのうしょう)や鼻炎などに多用されています。

 ハクモクレンの花は開花時期がわずか3日ほどと短いですが、強い香りが特徴で、その高貴な香りは香水にも使われ多くの人々に好まれています。これから春の花が一斉に咲き誇る季節。花の香りで春を感じ、その香りは心身をリラックスさせてくれることでしょう。(中冨記念くすり博物館)

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