実話をもとにした映画で2018年に公開された「野球部員、演劇の舞台に立つ!」(中山節夫監督)が16~26日、唐津市のシアターエンヤで上映される。
映画は福岡県八女市在住の元高校教諭竹島由美子さんの同名タイトルの著書が原作。甲子園を目指しながらも県大会で敗れた野球部の望月潤(渡辺佑太朗)らが、演劇部の助っ人としてコンクール出場を目指す。野球、演劇の両部の部員たちの思いがせめぎあいながら物語が展開する。
作品は、一般の人がもう一度見たい映画に投票し、上映作品を決めるサイト「ドリパス」で何度も上位に入り、全国で追加上映されている。
今回の上映は、市民ボランティア団体「映画上映を勧める会」事務長の平井靖文さん(63)=八女市=らが企画した。平井さんは俳優たちの方言指導に携わったほか、屋台ラーメンの店主役で出演している。
上映は1日に1回。問い合わせはシアターエンヤ、電話0955(53)8064へ。