「カフェに来た子どもたちの反応も良くてうれしい」と話す佐賀大大学院地域デザイン研究科1年の古賀奏惠さん=佐賀市のトネリコ・カフェ

古賀奏惠さん「海の日/陸の日」(S4)

古賀奏惠さん「routine」(S6)

 佐賀大大学院地域デザイン研究科1年の古賀奏惠さん(24)=福岡県柳川市=による初めての個展。「喰(た)べる」をテーマに、明るい色彩で個性的なキャラクターを描いた油彩15点を並べる。

 日常生活の中で思い浮かんだイメージを表現した。風船を持ってこちらを見つめる老人や、三角コーンをかぶって座る人物が、不思議な印象を与える。暖色やパステルカラーを使い、明るいトーンの作品が多い。

 描いた人物は「自分なりに表現した心の住人たち」で、2年ほど前から描いてきた。老人や女の子が多く、「とりわけ目は、何を考えているのか分からないように表現した」という。

 大作「EAT IN」(F100号)は、女性が袋状のものを吸う様子を描いた。「友人や恋人など人々の魂を吸って、増幅していく」様子を描いており、ブラックユーモアが漂う。

 「routin」(S6号)は、化粧をする女性の顔と後ろ姿が連続的に並ぶ。化粧が「自分に自信を与えてくれるもの」でありながら、「毎日やらなければならなくて面倒なもの」でもあるという、二面的な要素を込めた。

 古賀さんは「ダークさとユーモアを楽しんでほしい」と話している。

 ▼古賀奏惠個展は、佐賀市のトネリコ・カフェ=090(1978)0993=で、31日まで。19、20日は休み。

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