新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、佐賀県保険医協会(藤戸好典会長)は12日、医療機関向けに県が優先的にマスクや消毒用アルコールを配布することや感染確認の検査体制の拡充などを求める要請書を山口祥義知事宛てに提出した。

 要請書では、感染が疑わしいと医師が判断した全ての患者が検査を受けられる体制を緊急で拡充すること、医療機関が安全に診療するためにマスクや手指消毒用アルコール、使い捨て手袋などを優先して配布することを県に要望。さらにこの2点について国にも緊急に要請することも求めた。

 協会では、9日までに県内の695医療機関を対象にアンケートを実施。380カ所から回答があり、保健福祉事務所に検査を依頼した43医療機関のうち、「医師が必要と判断しても保健所が認めず検査ができなかった」との回答が13件あった。また、マスクや消毒用アルコールについて約7割が「現在は足りているが余裕がない」と答え、マスクと消毒用アルコール、使い捨て手袋が「すでに足りない」としたのは13医療機関だった。

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