天山山系へと伸びる国道203号線沿いに住宅地が立ち並ぶ三日月町。小城市役所(写真下)やメディカルモールおぎ(同中央)など施設も集中する=小城市(高度約120メートルからドローンで空撮)

 佐賀市と唐津市を結ぶ国道203号線が南北に走る小城市三日月町。1980年代には8000人ほどだった人口も交通の利便性の良さから開発が進み、現在では1万4000人まで増加した。緑豊かな田園地帯だった国道沿いには区画整備で住宅や商業施設が建ち並び、隣接市町のベッドタウンとして大きな役割も果たす。
 天山から有明海に至る南北に広い小城市の中央に位置する同町は、人口が増加してきた1995年以降、交流施設や医療施設などが充実。96年に生涯学習センター「ドゥイング三日月」、2008年に医療モール「メディカルモールおぎ」が完成した。旧小城郡4町合併後の13年には旧三日月町庁舎跡に小城市役所が新設され、市役所を中心に生活に便利な施設が集中する。
 開発著しい同町でも、ドローンの目で眼下を見下ろすと住宅地越しに田畑が広がり、初夏には麦秋、秋には稲穂が市街地を染め、郷愁も残す。

田園地帯を斜めに走る国道203号線。旧三日月庁舎(写真下)周辺にはこの頃から住宅が立ち並ぶ(1982年、高度1000メートルから撮影)
2013年に旧三日月庁舎跡に新設され、「小城市役所」と記した石碑を除幕する江里口秀次市長(右)=小城市三日月町

1986年 三日月町町民体育館完成
1989年 映画「男はつらいよ ぼくの叔父さん」ロケ撮影
1996年 ドゥイング三日月完成
2005年 4町が合併、小城市誕生
2008年 医療モール「メディカルモール小城」完成
2013年 前三日月町庁舎跡に小城市役所新設

ーーーーーーーーーー

 移ろいゆく時とともに、街も表情を変えていく-。小型無人機「ドローン」を使い、令和になった新しい時代の佐賀の街並みと、ひと昔前の風景とを並べ、街の息吹を伝えます。

 
紙面ビューアはこちら
複数写真はこちら

電子版会員向けサービスです。初めての方はご登録ください。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加