原発を反対する横断幕を掲げ、通行人に訴えるメンバーたち=佐賀市の神野東1丁目交差点付近

原発の危険性などを訴える反原発団体のメンバーたち=唐津市の大手口センタービル周辺

 東日本大震災から9年となる11日、佐賀県内外の反原発団体が唐津市や佐賀市で街頭活動を行った。福島第1原発事故の記憶の風化を防ごうと、道行く人に原発の危険性を訴えた。

 唐津市の大手口センタービル周辺では、県内外の5団体約20人が「福島の事故は今も続いている」「一刻も早く原発を止めなければいけない」などと呼び掛けた。玄海原発が立地する東松浦郡玄海町の青木一さん(82)は「事故から9年経ち、核の恐ろしさを忘れている人も多い。(玄海原発で)いつ事故が起こるかわからないという危険も感じている」と話した。

 佐賀市内では「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」(石丸初美代表)のメンバーが街頭に立ち、通行人に原発に関するチラシを配布した。石丸代表(68)は「建物や道路の整備は進むが、福島第1原発事故からの復興は終わっていない。原発事故を二度と起こしてはいけない」と述べた。

 また、佐賀市のアバンセでは「脱原発パネル展」を開いている。福島第1原発事故や放射能の脅威などについて紹介し、写真やグラフを使ったパネル約150枚が並ぶ。15日まで。

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