九州電力は10日、2017年7月から廃炉作業中の玄海原発1号機(東松浦郡玄海町)の定期検査が終了したと発表した。1号機の廃炉作業開始後の定検は3回目。1月14日から約2カ月間行い、使用済み燃料貯蔵設備の系統運転性能など7項目を検査した。

 検査には国の検査官が立ち会い、核燃料物質の取り扱い・貯蔵施設と放射線管理施設、非常用電源設備の3区分で実施。放射線を管理する装置や非常用発電装置などが機能を維持しているかを確認した。

 廃炉作業中の定検は、法律で9カ月に一度の実施を義務づけられていた。20年4月から制度が変わり、次回の定検は13カ月以内に行うことになる。現在の3区分の検査に加えて原子炉格納施設や非常用照明などを事業者が主体で検査し、実施状況を国が確認する。

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