九州新幹線長崎ルートや新型コロナウイルスの報道などをテーマに意見を交わした「報道と読者委員会」=佐賀市の佐賀新聞社

 佐賀新聞の報道の在り方などを議論する第三者機関「報道と読者委員会」の第8期委員による本年度2回目の会合が10日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。感染拡大が続く新型コロナウイルスや、九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉間の整備方式見直しを巡る報道、文化面の連載企画について意見を交わした。

 新型コロナウイルスに関しては臨時休校に伴う学校や家庭の対応に加え、各界の苦境を随時報道し、地域の話題のページで中止・延期のイベント、市町の児童の受け入れ状況を伝えている。委員からは「休校中に家で過ごす子どもたちのため、簡単な料理の作り方を特集しては」などと生活情報の充実を求める声が上がり「県内経済への影響や発症者の県別データを知りたい」という意見も出た。

 長崎ルートを巡っては整備方式の見直しを巡る関係者の動きを取材し、多角的な報道を試みている。委員からは「整備方式の内容などが難しく、関係者の主張の違いを含めて節目ごとに整理をしてほしい」ときめ細やかな報道を求める声が出た。

 文化面は「ビビッドでタイムリー」という方針を掲げ、「あの人の本棚」「芸術新時代」などの連載を展開している。「大判の写真を使って目に付きやすい」と評価する声が上がる一方、美術や焼き物以外の多様なジャンルを取り上げてほしいという注文もあった。

 詳報を20日付で掲載する。

 委員は次の通り(順不同)

 牟田清敬氏(弁護士)=座長▽上野景三氏(佐賀大学大学院教授)▽大野博之氏(ユニカレさが代表理事)▽竹下真由氏(竹下製菓社長)▽中島安行氏(玄海町教育長)

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