昭和天皇が皇太子時代に、ご成婚を祝って作られた「奉祝雛(ほうしゅくびな)」=佐賀市の山口亮一旧宅

 大正時代に作られた貴重なひな人形などが並ぶ「ひな人形と郷土人形」展が佐賀市の山口亮一旧宅で開かれている。昭和天皇が皇太子時代に、ご成婚を祝って作られた「奉祝雛(ほうしゅくびな)」などを展示する。15日まで。

 奉祝雛は明治から昭和にかけて活躍した画家尾竹越堂(1868~1931年)が1924(大正13)年に作ったもので、100組しか制作されていない。衣装の和紙には「君が代」の歌詞が書かれている。

 郷土人形は張り子の人形やこけしなどが並ぶ。ほかに、佐賀市出身の洋画家山口亮一(1880~1967年)がひな人形を描いた掛け軸の作品もある。

 展示品はフォトジャーナリストで歴史や美術の勉強会「青雲塾」塾長など務める大塚清吾さん(73)=佐賀市=が収集した作品を並べる。

 入場無料。午前10時~午後4時。9日は休館。14日に予定していたワークショップは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止する。

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