SDGsアクションブックで、企業や団体に取材してリポートした龍谷高と龍谷中の生徒たち=佐賀市水ヶ江の龍谷中学校

 佐賀市の龍谷高と龍谷中の生徒が関わった、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組む団体や企業を紹介する「SDGsアクションブックさが」が完成した。生徒たちは、県内企業やボランティア団体などを取材した。17の目標達成に向けて、SDGsを身近な課題として発信している。

 同校を運営する学校法人佐賀龍谷学園と包括協定を結んでいるNPO法人「地球市民の会」(佐賀市)が佐賀県の協力を得て発行。12人の生徒たちは3チームに分かれ、佐賀の木材を活用した建築を行う川﨑空間研究所(同)や、東よか干潟の環境保全に関わる2団体、サッカー・J1サガン鳥栖を運営するサガン・ドリームスなどを取材した。

 東よか干潟のチームは、干潟の豊かさや生徒たちが参加したごみ拾い活動、環境保全・循環型農業の実証実験を行う「シギの恩返し米プロジェクト」などを分かりやすくまとめた。17の持続可能な開発目標のうち「海の豊かさを守ろう」や「陸の豊かさを守ろう」の達成に必要なのは、「すべての人が環境に優しくなること」とつづっている。

 生徒たちは節電や節水などを生活の中で心掛けるようになったという。高校1年の金子友彦さんは「小さな積み重ねが全ての目標につながる。意識して取り組みたい」と話した。中学2年の古川麗音さんは「きちんと知っている人は少ない。もっと発信して広めていければ」と意欲を見せた。

 アクションブックは、県内の中学校と高校に配布される。

 

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