県産木で美しく成形したバラのコサージュを胸に飾った生徒たち。最後のクラスルームに感極まっていた=佐賀市富士町の小中一貫校富士校中学部

ヒノキやスギをカンナで削って手作りしたバラのコサージュ

県産木で美しく成形したバラのコサージュを胸に付け、卒業証書を受け取る生徒=佐賀市富士町の小中一貫校富士校中学部

 佐賀市富士町の小中一貫校富士校中学部(34人)の卒業生7人は7日、自ら作った木製の花飾り「コサージュ」を胸に卒業式へ臨んだ。

 地域色豊かな式にしようと、初めてコサージュを制作。同町の黒田木材商事がヒノキやスギにかんなをかけて薄く削ったものを、生徒たちが束ねるなどして1週間かけてバラの形にした。

 式は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため在校生らが出席せず、会場は体育館から音楽室に変更された。開催時間も例年の半分となる40分間で実施した。

 コサージュ作りを指導した職員の武宮由美子さん(61)は「在校生や地域の人に見てもらえなかったのが残念。来年も挑戦したい」。卒業生の久保健剛けんごさんは「最後の思い出になる作品を、かけがえのない仲間と作れた」と述べた。

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