1日、自転車トラック種目世界選手権の女子ケイリンを終え、取材に応じる小林優香=ベルリン(共同)

 競技発祥国として日本女子が初めて五輪の舞台に立つ。自転車トラック種目女子ケイリンの代表候補、26歳の小林優香=鳥栖市出身、日本競輪選手会=は2012年に始まった女子競輪「ガールズケイリン」で14年のデビューから22連勝、15年は賞金女王と圧倒的な実績を誇る。「ケイリンは男子だけではない」と、五輪で存在感を示すつもりだ。

 実業団の選手だった母真理さんの影響でバレーボールを始めた。熊本・必由館高では全国高校総体に出場。だが大学では164センチという身長の低さが「壁」となり、競技を離れた。

 12年ロンドン五輪の自転車をテレビで見てスピード感に魅了された。団体競技と違って自分の努力次第で勝てることも魅力に思え、競輪の世界に飛び込んだ。

 「世界で活躍できる選手の強化」を掲げるガールズケイリンは横に動いての接触を厳しく禁じるなど、国際競技のケイリンに準じてルールを設定している。男子に比べ世界標準に近い環境で腕を磨いた。

 この3年は本業の出走数を抑えて競技に集中してきた。五輪出場枠を獲得した今年の世界選手権では敗者復活戦で敗れた。ケイリンの注目は男子で2位の脇本雄太(日本競輪選手会)に集中。「脇本さんに続いて(五輪で)メダルを取らないと。東京で挽回する」と巻き返しを誓った。【共同】

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