農村青年の像(奥)の建設50周年を記念して集まった当時の建設委員ら=佐賀市川副町の佐賀県農業大学校

 佐賀市川副町の県農業大学校にある「農村青年の像」の建設50周年を記念した集いが2日、現地であった。像の建設に携わった当時の県農村青少年クラブの役員ら約30人が集まり、農業への希望を表現する像の半世紀を祝った。

 1970年に建立された像は若い男女の立像で、「農業青年に勇気と英知を与えてくれる象徴を」との要請を受け、わずかな制作費ながら、佐賀大学彫塑教室の故緒方敏雄教授が作り上げた。「額に汗する若い心、我々は明日を夢見て前進する」との碑文が刻まれている。

 像は2006年の台風で倒れたが、関係者の尽力で修復、再建された。この日集まったメンバーは像を前に、建設当時のことを語り合った。集いを呼び掛けた佐賀市の坂井邦夫さん(77)は「当時は農業への支援策もほとんどないような時代だったが、みな農業に燃えていた。懸命に汗を流す大切さを、この像を通していつまでも伝えたい」と話した。

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