東京大工学部の推薦入試に合格した佐賀西高3年の八木春樹さん=佐賀市の同校

 佐賀市の佐賀西高3年の八木春樹さん=鳥栖市=が、東京大工学部の推薦入試に合格した。高校のサイエンス部で科学の勉強に打ち込んだ。「興味を持っていたエネルギー問題について、やりたいことが1本の線でつながっていた。大学でもその線を延ばしていきたい」と意欲を示した。

 八木さんは、電子部品のペルチェ素子を使った海面温度差発電の研究などに力を注いだ。大学教授の論文を読んだり、ノーベル賞受賞者の講演や他国の学生らと交流する「アジアサイエンスキャンプ」に参加したりし、意欲的に知識向上に努めた。

 サイエンス部で指導した松髙和秀教諭(45)は「好きなことに熱中し、物事を突き詰めていく探究心は人の倍あった」と取り組みを評価した。

 大学では、熱から電気への変換などや統計学について深く学び、「ちゃんとした研究を世に送り出したい」と将来の目標を話した。

 東大の推薦入試は2016年度入学者選考から始まり、県内の合格者は今回で3人目。試験は書類審査の後、面接試験とセンター試験の結果を踏まえて実施され、2月12日に合格発表があった。

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