佐賀県人事委員会は2020年度の県職員採用試験で、トップアスリートの育成と各スポーツの裾野の拡大を目指す県のSAGAスポーツピラミッド構想(SSP構想)の促進に向け、スポーツ特別枠を新設した。19日まで申し込みを受け付けている。

 スポーツ特別枠は1991年4月2日から99年4月1日までに生まれた人が対象。行政職で2人程度、教育行政職で1人程度の採用を予定している。国際大会や全国大会で活躍する現役アスリートが対象で、個人種目でも団体種目でも応募できる。県内ではSSP構想の一環で民間企業がアスリートを雇用する動きが広がっており、県職員としても働く場を確保する。

 県人事課は「(2023年の)国民スポーツ大会佐賀大会のための採用ではない」と、大会後も特別枠を継続する考えを示し「スポーツの力を組織の活性化に生かしたい」と話す。

 特別枠の1次試験はこれまで東京会場を設けていたが廃止する。東京会場での受験者が採用までつながっていないことが多く、費用対効果が低いと判断した。2次試験(面接)では東京会場を継続する。

 県職員採用試験の皮切りとなる特別枠試験は2日から申し込みを受け付けており、4月12日に1次試験を実施する。

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