復讐(ふくしゅう)のために交際相手の裸の写真などを流出させるリベンジポルノについて、2019年1年間に全国の警察に寄せられた相談は前年比132件増の1479件で、5年連続で千件を超えたことが5日、警察庁のまとめで分かった。10代、20代からの相談が増えており、被害の低年齢化が懸念される状況だ。

 佐賀県内では、昨年1年間に県警に寄せられた相談件数は前年比3件増の12件。摘発件数は前年と同じ1件だった。相談内容は「画像を公開すると脅された」「画像を送りつけられた」などだったという。

 警察庁によると、被害者の93・4%が女性。年齢別では、20代が最多の637人(前年比122人増)で全体の43・1%を占め、19歳以下は24人増の376人だった。30代は235人、40代は145人でいずれも前年より減少した。

 加害者は84・4%が男性。20代が393人(26・6%)と最も多く、次いで30代の289人(19・5%)となった。

 被害者からみた加害者との関係は「交際相手(元を含む)」が912人(61・7%)。「インターネット上だけの友人知人」は182人(12・3%)だった。

 相談内容は「画像を公表すると脅された」が最多の584件。他に「画像を所持されている、撮影された」494件、「画像を公表された」272件、「画像を送りつけられた」239件だった。

 刑法・特別法やリベンジポルノ防止法での摘発は261件で、前年より8件増えた。

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