佐賀県立高校入試の一般選抜の全日程を終え、安堵の表情を見せる受験生=神埼市の神埼清明高

 佐賀県立高校の一般選抜は5日、社会や数学の試験に加え、面接や実技があり、2日間の日程を終了した。新型コロナウイルスへの感染を防ぐマスク着用やアルコール消毒の徹底など、例年とは異なる緊張感に包まれた入試を終え、受験生や学校関係者は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 神埼市の神埼清明高では午後0時半すぎから、面接を終えた受験生が次々と校舎から出てきた。北茂安中の開陽菜さんは「やっと終わった」と胸をなで下ろした。臨時休校の影響で先生に受験勉強の質問ができず、不安があったものの「友達が一緒に勉強してくれた」と感謝を口にした。

 本年度から入試制度が変わり「一発勝負」になった一般選抜。大和中の野田恭助さんは「志望校に向けて一直線に勉強することができた」と振り返った。

 マスク着用の呼び掛けや消毒・換気の徹底など、感染症対策を強化した学校現場の関係者の一人は「予定通り入試を実施でき、ほっとしている」と話した。

 一般選抜最終日は全日制に5109人、定時制に50人が挑み、実質倍率は全日制1・02倍、定時制0・18倍だった。合格発表は12日午前9時からで、各校で合格者の受験番号を掲示、ホームページでも伝える。県教育委員会は12日に2次募集の実施校を発表、18日に試験を行う。

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