政府が5日、中国や韓国からの入国制限を大幅に強化することを決めたことで、訪日客の減少に苦しんでいる佐賀県内の関係者からは、佐賀空港の国際線や観光業への影響の深刻化を懸念する声が聞かれた。

 日韓関係の悪化で昨年8月から運休中の韓国ティーウェイ航空の佐賀-ソウル便は4月17日からの再開が決まっていた。政府の強化策を受け、県空港課の黒田哲也課長は「ソウル便に影響を及ぼすのではないか」と危惧、運休している春秋航空の上海、西安便の再開時期への影響も心配する。

 嬉野市の温泉旅館「松園」の光武健治郎社長は「ここまで来たか」と困惑、「国内外のキャンセルが相次ぎ大変な時期。この方針で当分は、中国や韓国から観光客が訪れなくなり、状況はもっと厳しくなっていくのでは」と推測した。

 佐賀市の旅行代理店の責任者は「目的地になる施設の休園などで既に影響は大きい。政府の要請以前の話」と嘆いた。

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