浜川の河原を清掃していた浜小の3年生

 2月20日午前中、鹿島市の浜川縁でカキの出荷準備をしている知人を訪ねた。その時、酒蔵通りの裏の辺りから子どもたちの声が聞こえたので行ってみると、20人ほどの小学生が浜川の河原へごみばさみと袋を持って入っていくところだった。

 浜小では、総合学習の時間を利用してさまざまな活動をしているそうだ。3年生は浜川で魚や生き物観察、アユ捕りなどを行い、海岸では野鳥観察するという。担任の先生は「ここ数年でアユが増えてきてるようです」と話した。

 実はアユが増えているのは理由がある。平成の初めごろから地区の有志たちが、浜の町並みを国の伝統的建造物群にしようと活動を始めた。町を貫流している浜川の環境も守らなければと、浜川河川協議会を結成。県に粘り強く魚や生き物がすみやすい川にしてほしいと要望してきたからだ。

 その後、堰(せき)には魚などが上りやすい魚道が設置され、魚が増えてきたようだ。(写真家 中尾勘悟=鹿島市)

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