昨シーズンのホーム開幕戦で快勝し、喜び合う久光製薬スプリングスの選手たち=2019年10月、佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館

 久光製薬(佐賀県鳥栖市、中冨一榮社長)は4日、女子バレーボール部「久光製薬スプリングス」の運営事業を担う新会社「SAGA久光スプリングス株式会社」を2日付で設立したと発表した。運営移管に合わせ、7月1日にチーム名の変更を予定。兵庫県神戸市にある練習拠点を将来、鳥栖市に移すことも計画している。

 バレーボール・Vリーグのトップチームとして活動するチームは、県内でバレーボール教室を展開するなど地域貢献にも力を入れてきた。新会社に運営を移管することで、バレーボール事業を通じた地域や経済の活性化をさらに促進する。新会社は久光製薬の100%子会社で、チームの部長を務めてきた萱(かや)嶋(しま)章氏が社長に就任する。資本金1千万円。

 チームは現在、本拠地の鳥栖市と練習拠点の神戸市の2カ所をホームとする。当面はダブルホームタウン制を継続するが、将来的に本拠地と練習拠点を一本化することを検討。練習拠点を鳥栖市のみとすることも計画しているという。実現すれば、石井優希や新鍋理沙ら日本代表のスター選手らをより身近に感じられそうだ。

 久光製薬は1948年に女子バレーボール部を立ち上げ、94年に「久光製薬スプリングス」にチーム名を変更。Vリーグでは2002年の初優勝を皮切りに、リーグチャンピオンに計7度輝いている。国体にも佐賀県代表として出場し、8度の優勝経験がある。

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