東京五輪の国内聖火リレーに関し、新型コロナウイルス感染防止のための「基本的な考え方」を、大会組織委員会が4日、公表した。地域の感染者の発生状況に応じて、聖火到着を祝うイベント会場への観客の入場制限や、沿道での応援自粛を含む協力を求める場合があることが明記された。各都道府県実行委員会などと個別に協議し、各地のリレー実施の1週間前までに対応を決め、実行委が方針を周知する。

 ランナーや観客には体調が悪い場合は参加しないよう呼び掛けるほか、ランナーやスタッフの検温や健康状態のチェックなども実施する。関連イベント会場には消毒液を設置。ランナーが体調不良で参加できなくなった場合は、前後いずれかのランナーが2人分の距離を走るという。

 組織委は、3月12日にギリシャのオリンピア遺跡で執り行う採火式への、日本からの参加者を縮小する方針も明らかにした。組織委幹部は半分程度に絞り込む。

 佐賀県スポーツ課は「新型コロナウイルス感染症が早期に終息し、予定通り聖火リレーが実施できるよう願っている。安全・確実な実施に向けて準備を進めていく」とコメントした。

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