人工透析をしている人らに無料で配布されているマスク=武雄市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが不足していることを受け、武雄市は感染すると重症化する危険性が高い人工透析を受けている人などに、備蓄しているマスクを無料で配布している。当面、約700人を対象に1万枚程度を用意している。

 2月末に人工透析患者から要望を受けたのがきっかけで、人工透析者や心臓や呼吸器に疾患がある人に配布することを決めた。市に障害者手帳を申請している人に通知し、市役所で配っている。

 対象者は人工透析者190人、心臓疾患475人、呼吸器系疾患25人で、週に2回は通院する人工透析者には30枚、心臓や呼吸器疾患がある人には10枚を配る。4日までに約100人が受け取った。今後は郵送も考える。

 市のマスクの備蓄量は約6万枚。非常時のため最低2万枚は確保しておく必要があるという。市健康課は「今後も状況を見ながら対応していきたい」と話す。

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