給食納入業者の品を紹介 県内は江北「だいちの家」

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」が4日から、影響が及んでいる事業者向けの支援プロジェクトを始めた。学校給食の停止などで食材を納品できなかった事業者の返礼品を掲載する特設ページを開設し、支援につなげる。佐賀県内では杵島郡江北町が含まれている。

 北海道や千葉県など全国の自治体が協力し、パンや海産物、農産物など学校給食に卸せなくなった事業者による返礼品をそろえる。江北町は、給食センターに野菜を卸している直売所「だいちの家」の商品詰め合わせセット(1万8千円から)が対象になっている。

 ふるさとチョイスはトラストバンク(東京)が運営し、これまでにふるさと納税を活用し、佐賀豪雨などの寄付金を募ってきた。広報担当者は「地域の事業者を応援してもらい、手助けにつなげたい」と話す。

 

災害時用の診察スペース 佐賀市のNPO

 新型コロナウイルスの感染拡大防止の取り組みを支援しようと、災害支援に取り組む佐賀市のNPO法人アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)・ジャパンは、災害時用に保有するトレーラーを医療機関向けに待合室や診察室として貸し出す取り組みに乗り出す。4日、佐賀県のふるさと納税を活用した「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」で資金を調達する活動を始めた。

 寄付は、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で受け付けている。5月31日までの目標額は500万円。トレーラー貸し出しのほか、県内の保育所や放課後児童クラブ(学童保育)へのマスクの提供に役立てる。

 これまでA-PADジャパンでは、中国や日本国内の医療機関に対して備蓄するマスクを配布。国内での感染が広がる中、2月中旬からは国内の支援に力を入れているという。事務局長の根木佳織さん(43)は「刻一刻と変わる現場のニーズに迅速に応えていくために、多くの人に協力してもらいたい」と呼び掛けている。

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