島おこしに励む宗秀明さん

 唐津市呼子港から船で15分、ひょうたんの形をした松島があります。この島の水深5メートルの海底から湧水が湧き出ています。淡水ではなく、ミネラルを豊富に含む塩水です。潜ってみると、海底から1・5メートルの水域でこの海水がたまっているのが分かるそうです。

 松島の若手海士(あま)、宗秀明さん(25)は、その塩水をポンプでくみ上げ、直径60センチの平釜で6時間ほどかけて水分を蒸発させ、塩を作っています。海水のミネラルバランスを保ったままの塩で、「海士の塩」として販売し始めました。秀明さんの兄、勇人さん(30)がオーナーシェフを務める島のイタリアンレストラン「リストランテマツシマ」でもこの塩を使っています。

(地域リポーター・小島起代世=唐津市)

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