表情も語り口もおっとりだが、熱い情熱と確固とした信念の持ち主の門脇さん

 佐賀市の「林業女子会@さが」会長の門脇恵さん。東京で開催された「地域仕掛人市」で佐賀市の地域おこし協力隊の募集に出合い、6年前に富士町に移住して来ました。

 門脇さんは両親の仕事の関係で、幼少期を自然豊かなスリランカや三重県の伊勢で過ごしました。その後は都会での暮らが続いていましたが、いつかは山で暮らしたいと思い続けていたそうです。

 林業に興味のあった門脇さんが最初に手掛けたのは「楽しく、気軽に、育む」がモットーの林業女子会の立ち上げでした。昨年11月には、山暮らしを楽しみながら暮らしと仕事の情報を発信しようと、ローカルメディア「佐賀のお山の100のしごと」のネット配信を始めました。取材地域は富士、三瀬、脊振、七山、厳木、松梅で、編集長の門脇さんと他県から移住してきた3人の記者が、地域ならではの暮らしと仕事を発信しています。

 協力隊としてやって来た人の定住率が全国平均を下回る佐賀県では、定住率の向上を図るため事業費を新年度予算案に盛り込みました。協力隊を導入する時のサポートという大事な役を担う「一般社団法人佐賀県地域おこし協力隊ネットワーク」の共同代表も務める門脇さんは、まさに山の暮らしのバトンを次世代につなぐランナーです。

 門脇さんは県内を巡る聖火ランナーに名を連ねています。立派に務められることを願っています。(地域リポーター・川原理子=佐賀市)=おわり

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