水彩画の大作が並ぶ白水会展の会場=佐賀市の県立美術館

水彩画の大作が並ぶ白水会展の会場。写真右が副島秩子さんの「伊根の舟屋」=佐賀市の県立美術館

 水彩連盟佐賀支部の展覧会「白水会展」が、佐賀市城内の県立美術館で開かれている。50回目を迎え、会員21人と一般3人が43点を出展し、水彩表現の幅広さを見せる。8日まで。

 アクリルやガッシュ、透明水彩や不透明水彩など多様な画材を駆使した水彩画が並ぶ。佐賀市の栗山利博さん(72)は、アクリル絵の具を薄く伸ばして透明水彩のような風合いを出した。タイトルの「どんごろす」は麻袋のことで、懐かしさ漂う朽ちた小屋と荒い質感の麻袋が描かれている。同市の副島秩子さん(77)の「伊根の舟屋」は、創作意欲をかき立てられた京都の廃屋を描く。透明水彩を何度も塗り重ね、パステルで光を表現して仕上げた。

 アクリルにコラージュを取り入れた作品を出展する古川みどり支部長(64)=同市=は「佐賀に水彩を根付かせようと設立され、創意ある表現を求めてきた。水彩画の自由さと奥深さを見てもらいたい」と話す。

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