東京五輪男子代表の残り1枠を争う東京マラソンは1日、東京都庁前から東京駅前のコースで行われ、大迫傑(ナイキ)が2時間5分29秒の日本新記録で4位に入り、代表入りを有力にした。最終選考会となる8日のびわ湖毎日マラソンでさらに速い選手が出なければ大迫が代表に決まる。 

 28歳の大迫は2018年10月にシカゴで出した自身の日本記録を21秒更新。日本実業団陸上連合から2度目となる1億円の報奨金を獲得した。ビルハヌ・レゲセ(エチオピア)が2時間4分15秒で2連覇。

 高久龍(ヤクルト)が日本歴代4位の2時間6分45秒で8位、上門大祐(大塚製薬)が同6位の2時間6分54秒で9位に入った。設楽悠太(ホンダ)は2時間7分45秒で16位。32キロすぎまで日本人トップだった井上大仁(MHPS)は2時間9分34秒で26位に終わった。

 佐賀県関係は、サイモン・カリウキ(戸上電機製作所)が中盤まで先頭グループでレースを展開した。35キロ以降にペースが落ちたものの、自己ベストを1分45秒更新する2時間7分56秒で17位に入った。田中飛鳥(ひらまつ病院)は2時間13分21秒で49位。溝田槙悟(戸上電機製作所)は2時間13分43秒の52位で、自己ベストを4分以上更新した。

 女子はロナチェムタイ・サルピーター(イスラエル)が2時間17分45秒の大会新記録で優勝。車いすの部の男子は既に東京パラリンピック代表に内定している鈴木朋樹(トヨタ自動車)が1時間21分52秒、女子は喜納翼(タイヤランド沖縄)が1時間40分0秒で制した。ともに大会新記録。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、今年は一般ランナー抜きで実施。出場者は車いすを含め193人だった。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加