ロープを使って、建物などに孤立した要救助者の元に向かう救助隊員=佐賀市の県消防学校

冠水した道路に車が孤立し、車両の上に要救助者がいることを想定した訓練で、救助にあたる隊員=佐賀市の県消防学校

 大規模災害時に救助部隊として派遣される消防隊員の訓練が2月27、28の両日、佐賀市の県消防学校で開かれた。ロープを使った救助訓練を実施し、隊員は連携強化や災害対応能力の向上などを図った。

 27日は、佐賀消防署の高度救助隊と小城消防署の特別救助隊の隊員計22人が参加した。冠水で孤立した人や建物から転落した人の救助など、三つのパターンを想定した訓練を実施した。

 冠水した道路に孤立した車両の上と建物に逃げ遅れた人がいることを想定した訓練では、隊員が要救助者に「1人ですか」「けがはありませんか」などと声を掛け、現場の状況や安否確認をした。その後、電線に見立てたワイヤをよけながらロープを使って要救助者の救助に当たった。

 高度救助隊の西村久愛副隊長は、今回の救出訓練時に隊員がワイヤに接触したことに触れ「まだまだ改善する点がある。状況に応じた救助活動が迅速にできるように訓練を繰り返していきたい」と話した。

 同訓練は2011年度から実施しており今回で5回目。

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