第1期卒業生から贈られたコチョウランを喜ぶ杵島商高の最後の卒業生=杵島商高体育館

 県立高校の再編統合のため3月で閉校する杵島商高の最後の卒業生一人一人に、同校の最初の卒業生で匿名の人がコチョウランを贈る。門出を祝う104鉢が、1日にある卒業式と閉校式の会場を華やかに彩る。

 匿名のプレゼントは、昨年の卒業生のクラスに2鉢ずつが届けられたのが始まり。昨年末のクリスマスには、男子にクッキー、女子にチョコレートのプレゼントも届いた。

 最後の卒業式に向けても北島直幸校長に相談があり、コチョウランを贈ることに。北島校長は「『贈らせてもらってもいいですか』という感じで話される非常に謙虚な方」と印象を話し、「104鉢をそろえるための店の手配など、全て整えてもらった」という。

 卒業生一人一人の名札が添えられた鉢は、卒業式会場の体育館のステージとその回りを彩る。2月29日は同窓会の入会式があり、会場に入った卒業生たちを驚かせた。「真っ白ですごくきれい」「これだけ並ぶとすごい」と笑顔を見せ、一足早く花と一緒に記念撮影する姿も。最初と最後の卒業生をつなぐプレゼントを喜んでいた。

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