佐賀西部広域水道企業団の水道事業統合式で握手をする江里口議長(右から4人目)ら関係者ら=佐賀市久保田町の同企業団

 多久市など4市3町と西佐賀水道企業団に用水を供給している一部事業組合「佐賀西部広域水道企業団」(佐賀市久保田町、秀島龍介企業長)は28日、3市6町1地区の水道事業を統合し、4月1日から運営することを企業団議会に報告した。少子化で水の需要が減る中、広域再編で経営効率化を進め、浄水場などの設備老朽化に対応していく。

 新たに水道事業を始めるのは多久、武雄、嬉野の3市、杵島郡の江北、白石、大町の3町に加え、3月中に解散する西佐賀水道企業団が所管する小城市3町(三日月、牛津、芦刈)と白石町福富地区。佐賀市久保田町、小城市小城町にはこれまで通り用水だけ供給する。水道料金は4月1日から3年間は各市町の金額をそのまま維持する。

 統合式では、変更された規約を受け取った企業団議長の江里口秀次小城市長が「関係自治体で、40年間で260億円の削減効果が見込める。水道事業に割いていた人員を、人手が足りない部署に配属することができる」と話した。秀島企業長は「技術者を育成し、災害にしっかり対応できる体制を構築したい」と抱負を述べた。

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