歴史文化企画展「唐津くんちと曳山考」の展示=唐津市の曳山展示場

 唐津市文化事業団の歴史文化企画展「唐津くんちと曳山(ひきやま)考」が、同市西城内の曳山展示場内で開かれている。地元の郷土史研究家、中里紀元さんの考察に基づき、「くんちの曳山行事」誕生の背景などをパネルで紹介している。3月10日まで。

 1846(弘化3)年、6番曳山(やま)の鳳凰丸は1750両かけて制作され、現在の貨幣価値で換算すると1億5千万円以上であったと紹介。曳山を生み出す背景には、唐津の豪商たちの財力があり、1819(文政2)年に1番曳山「赤獅子」が制作され、その後、各町が趣向を凝らすことになったと記している。

 また、肥前町杉野浦に残る獅子頭一対を展示。江戸末期の制作とされ、当時の唐津くんちで、これをかぶり参列したという話が伝わる。

 展示場は入館料(一般310円、小中学生150円)が必要。

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