地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は有田町消防団第3分団第3部の山口琢己さん(36)です。

域の人と「顔が見えるつながり」できる

第3分団第3部 山口琢己さん

 

 役場で防災担当をしていた時、消防団の活躍を心強く思っていたところに、近所の団員の方から熱心に勧誘を受けて、2016年に入団しました。

 わが部は人数が少ないのですが、その分、仲が良く、いい雰囲気です。その一方で、昨年10月、住宅火災が発生した時には、いつもは飲み会で笑顔の先輩団員たちが、現場で機敏な行動をしていて、普段とのギャップに驚き、尊敬しました。

 職業柄、災害などが起きたときに出動できない場合もありますが、その火災のときは現場に行きました。ただ、その場にいただけで何もできず、右往左往するばかりでした。いざというときにきちんと動けるように訓練を積んでおかなければいけないと思いました。

今年の出初め式で整列する消防団員=1月12日、歴史と文化の森公園

 入団して、地域の人を広く知るようになり、「顔が見えるつながり」ができました。地域の情報が得やすく消火活動などに役立ちますし、地域との折衝など仕事の上でもメリットがあると感じます。

 消防団に「暑苦しい男の集まり」「体育会系」みたいなイメージを持ち、踏み込むには少しハードルが高いという印象を持つかもしれません。でも実際には結構ゆるいコミュニティーなので、入団していない人には「SNSでコミュニティー紹介のページを見てみる」ぐらいの気持ちでのぞきにきてほしいですね。

 

先輩からメッセージ

第3分団第3部部長 久保田敏幸さん

 

 まじめで、与えられた役割にも責任感をもって、積極的に動いてくれます。器具点検や年末警戒にもきちんと出てくれて、仕事や家庭と両立させながら消防団員として活躍している姿は、他の団員の励みとなり、またこれから入団する人の良いお手本になるのではないでしょうか。穏やかな表情の中にも、しっかりしているので、将来は班長、部長となって、部を盛り上げていってもらいたいと期待しています。

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