佐賀県スポーツ協会は27日、国体派遣費の不正受給が発覚した県ボート協会(東松浦郡玄海町)を、加盟団体規定に基づいて勧告処分とした。4月末までの改善計画書の提出と、改善状況を3カ月ごとに1年間報告するよう求めている。

 スポーツ協会によると、ボート協会は2014、15年度に国体など4大会で、ボートや練習機材の輸送を運送業者に委託したように見せかけて、派遣費77万2200円を不正に受給していた。昨年7月の調査で発覚し、ボート協会は10月に全額を返還している。

 規定では加盟団体に対し、スポーツ団体として公正性、公平性、透明性の確保を求め、その義務を怠った場合は指導、勧告、資格停止、退会の処分ができるように定めている。スポーツ協会は理事や学識者らによる倫理委員会を2度開催。ボート協会が新しい組織の整備や会計業務の見直しを検討している点や、選手、指導者への影響を考慮して勧告処分とした。

 補助金不正は昨年5月に県ヨット連盟でも発覚した。同連盟も勧告処分を受け、組織の立て直しを進めている。

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