JR九州の青柳俊彦社長は27日、九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉間の整備方式見直しで、佐賀県との協議入りを目指す国土交通省が事務レベルの調整を続けていることに関し「早く協議に入ってほしいという気持ちに変わりはない」と、進展への期待感を示した。福岡市の本社での定例会見で言及した。

 青柳社長は「(昨年12月に)赤羽一嘉国交相と山口祥義知事の間で、協議に向かって前向きに進めようという話があった際に『大きな一歩』と評価した。それについてはいささかも気持ちの変化はない」とした。その上で「できるだけ早い時期に『第一歩』を実際に踏み出していければいいなと思っている」と述べた。

 社長自身が知事と会談する考えは「私が出る幕ではない」として否定した。

 3月のダイヤ改正に向け、県内自治体と駅の無人化などの協議を進めている点に関しては「われわれとしては無人化が目的ではなく、一番大事なのは今までのサービスを維持していくため、効率よく路線を運営していくこと」と説明した。鉄道事業単体では赤字とし「長く、持続的に経営していくためにも、効率化と増収は今まで以上に努力をしていきたい」と話した。

 対象自治体との協議は「地元の理解を得るために(JR側の予算措置など)いろいろやっていきたいと思う。対話をしながら合意のもとで進めていきたい」と強調した。

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