佐賀県は、県内で新型コロナウイルスによる肺炎の患者が発生した場合に備えた基本的な手順を作成している。感染を疑う場合は、保健福祉事務所の専用窓口に連絡し、症例に当てはまる場合は指定医療機関を受診することになる。

 県内には五つの保健福祉事務所があり、それぞれに「帰国者・接触者相談センター」を設けている。センターでは中国・武漢からの帰国者や感染者に接触した人、新型肺炎発症者と似た症状を訴える県民からの相談を受けている。センターは、武漢への渡航歴の有無やどのような症状が出ているか、症状が出始めた時期などについて質問する。

 相談者のうち、37・5度以上の発熱やせきなどの疑い症例に当てはまる場合、県内5カ所の指定医療機関で「帰国者・接触者外来」の受診を指示する。当てはまらなければ一般医療機関の受診を勧めている。

 感染が疑われる場合には、医療機関でのどなどから検体を採取、県衛生薬業センターでコロナウイルスの遺伝子の有無を確認する検査を実施する。検査結果が陽性の場合、県は感染者の性別や年代、居住地などを公表する。

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