ちょっと腰掛けるのに適した高さの椅子。右はウォールナット、左はアッシュ(タモ)

本山瑞沙さん

 「ブックマウンテン」は江北町にあるオーダー家具の工房です。本山瑞沙さん(43)は長野県伊那市の職業訓練校を卒業し、家具職人として技術を磨いてきました。偶然見つけた昭和初期の民家を改装し、夫の広真さんと2011年に自宅兼ギャラリーをオープン。椅子や棚、テーブルなどの家具やコースター、箸、スプーンの小物も制作しています。

 顧客の家族構成や生活様式、意向を聞いた上でデザイン図面を起こし、木材選びをしてから制作にかかるそうです。「図面に見えない細かい部分は制作の途中で修正して完成させていきます」と瑞沙さん。オーダーが一番多いのが椅子で、中でもこたつにも使える中間的高さの椅子のニーズが高く、個別の要望や相談も受けています。

 使用する木材は、オーク(ナラ)やウォールナット(クルミ)など。硬さや木目、色などの木の特徴を生かせるよう家具に応じて選んでいます。

 現在子育て中ですが、ワークショップで座編みの椅子作りの講師をすることもあるそうです。「長く使ってもらえるように木のぬくもりを大切に」をモットーに家具作りをしています。電話は0952(86)2244。(二宮幸枝=江北町)

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