力作が並ぶ九州陶磁器デザイナー協会展=有田町の県立九州陶磁器文化館

 九州陶磁器デザイナー協会(田中右紀理事長)の第31回年次展が、有田町の県立九州陶磁文化館で開かれている。テーマの「花器」を中心に、センスが光る約250点を展示している。3月1日まで。

 佐賀、長崎、福岡、大分県の18人が作品を持ち寄った。武雄市の井島守さん(76)は単体でも複数使いでも楽しめる白磁の花器2種類を出品。薄型は下方にパステルカラーの小円を横に五つ配置した。円筒型は異なる高さの花器を組み合わせて使え、中に花を入れる多くの穴を開けた剣山代わりのパーツを仕込んだ。

 長崎県波佐見町に窯を構える石原重行さん(69)の一輪挿しも目を引く。鋳込み成形で脱型直後の軟らかい表面に、葉やクロスなどの模様を点線状に施し、釉薬(ゆうやく)をかけずにマットに仕上げた。会場には干支(えと)の置物や碗(わん)皿、陶板なども並んでいる。

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