祐愛会が介護予防支援センターとして活用する旧「吹上荘」と同会の職員=鹿島市高津原

施設内で市社協が1月に開いた介護予防支援の体操教室。こうした活動にも取り組んでいく

 鹿島市社会福祉協議会が活用を公募していた同市高津原の「鹿島デイサービスセンター吹上荘」の貸し付け先が、地元の社会医療法人祐愛会(織田正道理事長)に決まった。介護予防の重要性が増している中、祐愛会は地域住民の健康づくりや集いの場を提供しようと「介護予防支援センター」として活用する。4月の開設を目指している。

 旧吹上荘は平屋建てで延べ床面積486平方メートル。ホールや和室を利用でき、併設して運動場もある。祐愛会は高齢者への運動教室や若者への福祉教育を実践、スタッフの専門知識を生かしてリハビリや生活習慣病予防などさまざまな講話会を開催する。

 祐愛会のケアコートゆうあい総合企画部長の神代(こうじろ)修さん(49)は「子どもたちと高齢者が交流する全世代の集いの場として活用し、地域への貢献や福祉のまちづくりにつなげたい」と話す。

 このほか、社協のボランティア活動センターの分室機能を持たせ、市民へ活動の場を提供する。併設の旧老人ホームは7月をめどに認知症対応型デイサービス(12人程度)に改修する。

 社協は昨年8月末で吹上荘の運営を終え、活用策を公募。市内外の4事業者によるプレゼンテーションを経て祐愛会を選定した。

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