感染症の仕組みや予防策を解説した岩崎恵美子氏=唐津市の唐津シーサイドホテル

 唐津政経懇話会(佐賀新聞社主催)が26日、唐津市の唐津シーサイドホテルで開かれ、健康予防政策機構代表で医師の岩崎恵美子氏が、新型コロナウイルスをはじめとする感染症の予防をテーマに講演した。「正しい知識を身に付けることが大切」と強調し、冷静な対応を求めた。

 「感染症の基礎知識とその予防対策~インフルエンザから新型コロナウイルスまで」と題して講演した岩崎氏は、新型コロナウイルスの感染の仕組みについて「せきやくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染が主のようにいわれているが、実際は接触感染の方が多いと考えている」と述べた。身近なところではドアノブやエレベーターのボタン、手すりなどにウイルスが付着している可能性があるという。

 感染症の予防には手洗いが最も効果的で「アルコール消毒は一時的なもの。せっけんによる手洗いが一番」と話した。新型コロナウイルスも例外ではなく「手洗いに加え、体力を落とさないようにすることや疲労をためないことが重要で、これは全ての感染症の予防に通じる」と説明した。

 国内で感染者が増える中、「(誰が感染したのか)犯人探しをするのではなく、どうやって予防するのかをもっと話し合うべき」と強調した。発生源である中国に対しては「衛生上の対策を求め続けていくことが重要」と指摘した。

 岩崎氏は27日午前11時から、武雄市の武雄センチュリーホテルで開く佐賀西部政経セミナーでも講演する。一般も受講でき、聴講料は5千円。

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