東京商工リサーチ佐賀支店がまとめた佐賀県内の1月の倒産件数(負債額1千万円以上)は前年同月比3件増の4件で、負債総額は同11億4600万円増の11億5800万円だった。3カ月ぶりに前年同月を上回った。

 産業別では、農・林・漁・鉱業、建設業、製造業、サービス業他が各1件。原因別では、販売不振、放漫経営、過小資本、既往のしわ寄せ(赤字累積)が各1件で、形態別では破産が3件、銀行取引停止処分が1件だった。12カ月連続で業歴30年以上の老舗倒産が発生している。

 倒産件数の推移を見ると、全国では5カ月連続、九州沖縄でも3カ月連続で前年同月を上回り、増勢基調にある。今後の見通しについて佐賀支店の担当者は「佐賀県内でも経営改善が遅れた小・零細企業を中心に、緩やかに増勢をたどる可能性が高い」とみる。

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