新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大を受け25日、佐賀県内で開催予定だったイベントやスポーツの中止や延期が相次いで決まった。3月15日までに鳥栖市の駅前不動産スタジアムなどで開催予定だったサッカーJ1・サガン鳥栖の公式戦計5試合が延期されたほか、3月24日に武雄市で開催予定だったアジアの優れたレストラン上位50店を表彰する「アジアベストレストラン50」が中止になった。

 サッカーのJリーグは25日、東京都内で理事会を開き、3月15日までに実施予定の全公式戦について開催延期を決めた。日本国内で主要なプロスポーツがCOVID19の影響で中止になるのは初めて。Jリーグは21~23日にJ1とJ2の開幕節を予定通りに開催したが、サッカー界でも中国や韓国、イタリアで試合延期の動きが広がっていた。

 サガン鳥栖はYBCルヴァン・カップ1次リーグで26日に横浜FC、3月4日にサンフレッチェ広島、J1リーグ戦で2月29日にセレッソ大阪、3月8日に横浜FC、13日に大分トリニータと対戦する予定だった。このうち2月26日、29日、3月13日はホームゲームだった。

 Jリーグによると、2019年のサガン鳥栖はリーグ戦のホームゲームで1試合当たり平均1万5050人、カップ戦で5855人の来場者があった。公式戦再開は3月18日のリーグ戦を目指す。延期になった試合のうちホーム戦のチケットは3月5日~31日まで払い戻しを受け付け、代替日は決まり次第発表される。

 アジアベストレストラン50は2013年から開かれ、マカオでの前回大会では料理店関係者やスポンサー、報道関係者ら約700人が参加した。

 佐賀県が誘致し、日本での初開催が武雄市になったことで注目を集めていた。上位50店発表はウェブで動画配信するが、22~24日の前夜祭や授賞式典、県内の生産者を巡るツアーなどのイベントは全て中止となった。

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