約90人が来場し、林家あんこさんの落語に耳を傾けた=佐賀市与賀町の水月寺

伸びやかな歌声で会場を盛り上げた善定寺若院の木山将さん=佐賀市与賀町の水月寺

 落語とあんこのイベント「寺ん子寄席」が24日、佐賀市与賀町の水月寺(板橋博道住職)で初めて開かれた。家族連れら約90人が来場し、落語や音楽のほか、ぜんざいなどの振る舞いを楽しんだ。投げ銭は一部を除き、佐賀豪雨の被災地支援をする武雄市の「おもやいボランティアセンター」に贈る。

 水月寺の板橋住職(51)が「お寺がお別れする場所というイメージではなく、縁を結ぶ場にしたい」と、あんこ店「よなよなあん工房」に呼び掛けて開いた。被災地への支援も当初から考えており、板橋住職は「被災して大変な状況はまだある。背伸びせずにできることをしたいという気持ちだった」と話す。

 寄席では、落語協会に所属する二ツ目の林家あんこさん(33)=東京都=が古典落語「転失気(てんしき)」を披露した。知ったかぶりをする和尚を小僧がからかう展開で、会場は笑いに包まれた。

 同町にある善定寺の若院で、歌手・江頭勇哉さんのバンドのコーラスなどを担当する木山将(しょう)さん(29)によるライブもあり、ヒット曲のカバーで観客を楽しませた。(横田千晶)

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