吉田宏太郎さん「デジャヴュ・我が母、若き日に帰れ。」(F200号)

北島治樹さん「しろの祀り」(F200号)

 独立美術協会の「独立福岡展」が26日から、福岡市で開かれる。昨秋の独立展(東京・国立新美術館)の巡回展で、会員や受賞者らの自由な発想と独創性が光る秀作約110点が競演。佐賀県関係では、会員の北島治樹さん(70)=佐賀市=、吉田宏太郎さん(64)=同=ら、12人が出品している。

 北島さんの抽象画「しろの祀り」(F200号)は、1歳3カ月の初孫の女児しろちゃんと、神社の祭事をイメージ。「いつまでも清らかな心を持ち続けてほしい」と、白を基調とした作品に仕上げた。

 吉田さんの「デジャヴュ・我が母、若き日に帰れ。」(F200号)は、ここ数年手掛ける「デジャヴュ」シリーズの一つ。92歳になる母の今と、若かりし頃の姿を重ね合わせ表現。エスキース(下絵)を作り始めた昨夏、母が体調を崩し、一時は死を意識した経験も作品に反映したという。

 また、入選30回以上のキャリアが評価されて、牟田常文さん、こやなぎのぶおさん=以上、佐賀市=、小杉奘(そう)太(た)さん=唐津市=の3人が準会員に選ばれた。

 ▶福岡市中央区天神の福岡県立美術館で、3月1日まで。

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