波戸岬クロスカントリー大会が23日、唐津市鎮西町の波戸岬海浜公園で開かれた。雲一つない青空の下、約300人が健脚を競った。
小学生や中学生、高校生と一般など、年齢や性別、距離に応じて12種目が設けられた。公園内のコースは起伏が激しく、ランナーは前傾姿勢で丘を越えた後、スピードが出すぎないように踏ん張りながら坂を下っていた。
家族で走るファミリー部門には17組41人が出場した。親子がペースを合わせて走り、沿道からは「頑張れ」「ファイト」と声援が飛んだ。
市内の公務員坂本和重さん(37)は、双子の息子侑寿人(ゆずと)君(5)、侑希人(ゆきと)君と手をつないで走った。坂本さんは「子どもたちと一緒に運動するいい機会になった。一度も止まらず走りきった2人の成長を感じた」と笑顔で話した。
※成績は後日、みんなのスポーツに掲載する。