守備練習をする佐賀銀行野球部の選手と子どもたち=武雄市の白岩球場

 佐賀銀行野球部が、昨年夏に大雨被害を受けた武雄市で少年野球教室を開いた。子どもたちを元気付けようと企画し、地元ケーブルテレビ局や野球用品店の協力も得て実現した。約80人の子どもたちが集まり、選手35人と一緒に守備の基本練習などで汗を流した。

 同野球部は県軟式野球連盟A級に所属。2007年夏の甲子園で優勝した佐賀北高の井手和馬さんら甲子園経験者6人を擁し、一昨年の国体県大会では準優勝した。毎年2月、武雄市の白岩球場で合宿を行っており「野球部として、銀行として、大雨被害を受けた地域に気持ちの面からお手伝いできることはないか」と考え、少年野球教室を計画。武雄市のケーブルワンが地元少年野球チームに声を掛け、佐賀スラッガー(佐賀市)が日本代表やプロ野球チームのユニホームを賞品提供して協力した。

 教室では、キャッチボールや守備練習で汗を流し、「元気を出そう」「大きな声で返事しよう」「いいボールが来たら、『ナイスボール』と伝えてあげよう」とアドバイスした。子どもたちはボールの握り方、投げ方、ゴロの捕り方などを積極的に質問していた。

 野球部長の中山亮さん(31)は「子どもたちの元気が良く、逆に私たちの方が元気をもらえた。来年以降も続けられたら」と話していた。

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