中央を横切る長崎自動車道や武雄北方ICの上には国道34号があり、その上には新たに開通した武雄バイパスがある。長崎自動車道は右奥へ向かうと嬉野ICや長崎方面、左は佐賀大和IC方面へ続いている=武雄市朝日町(高度約150メートルからドローンで空撮)

 

 「高速道をさらに西へ」-都市圏との時間短縮をセールスポイントに、企業や観光客誘致に期待が高まる中で1987(昭和62)年、武雄市朝日町の武雄北方インターチェンジ(IC)が開通した。佐賀大和ICの2年後に開通し、3年後には長崎県の大村ICとの間が開通。名称もそれまでの「九州横断道」から「長崎自動車道」へと変更された。
 開通式には関係者約400人が出席し、テープカットのあと260台の車が佐賀大和ICまでパレードを行った。
 今では1日に約8000台が武雄北方ICを利用。夏休みやお盆に当たる8月の利用が多く、4月下旬から有田町で開催される有田陶器市の会場にも近いため、陶器市シーズンにも利用が増える。周辺で生活する人にとっても、県外など遠くに出かけるときに便利という声も多い。
 約40年前、国道34号や伊万里市へ向かう同498号沿いに民家や商店が立ち並ぶ他は、一面田畑に囲まれていた。武雄北方IC開通後は周辺にも建物が増加し、2018年には周辺の渋滞緩和のため武雄バイパスも開通した。利便性向上のため、道路の整備は刻々と進む。

佐賀市方面(左上)から武雄市中心部(右)をつなぐ国道34号や、伊万里市方面(左下)へ続く国道498号の他は目立った道路はなく、高速道もまだない=武雄市朝日町(1982年、高度1000メートルから撮影)

 

テープカットのあと、車で通り初めパレードが行われた武雄北方ICの開通式。260台の車が佐賀大和ICまで走った(1987年3月18日)

1987(昭和62)年 
佐賀大和-武雄北方間開通
1990(平成2)年 
武雄北方-大村間開通
2018(平成30)年 
ICの南側に武雄バイパス開通

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 移ろいゆく時とともに、街も表情を変えていく-。小型無人機「ドローン」を使い、令和になった新しい時代の佐賀の街並みと、ひと昔前の風景とを並べ、街の息吹を伝えます。

 
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