黒糖そら豆(右)と生姜そら豆

 口に含むと、どこか懐かしくホッとする豆菓子―。高砂屋(佐賀県鳥栖市藤木町)の香ばしく黒糖のやさしい甘さの「黒糖そら豆」、あっさり上品な味わいの「生姜(しょうが)そら豆」は、数十種類あるソラマメの中でも、多くの人に愛され続けるロングセラーだ。

 最大のこだわりは、良質なソラマメ。世界中の産地に足を運び、チベットの麓、標高2500メートルにある高原で栽培された「青海(せいかい)そら豆」を選んだ。昼夜の寒暖差が大きく、澄んだ空気の高原で育てられたソラマメの特徴は「大粒で肉厚、滋味豊かな味わい」と、実際に現地に足を運んだ経験もある吉野正彦主任(31)。虫が少ないため、農薬も最小限に抑えられるという。

 ソラマメのうま味を最大限に生かすのは、職人の手仕事。熱を均等に入れ、むらなく仕上げる。例えば「粉ふき黒糖そら豆」づくりでは、なめらかで風味豊かな糖蜜を10数回、手がけする。仕上げに口溶けが良い粉砂糖をたっぷりとかけ完成する。

 販売価格は店舗によって異なるが、76グラム入りで400円前後。

▽久留米市城南町5の30 直営店(ブリヂストン通り久留米店)
▽営業時間 10~18時
▽月曜定休
▽電話0942(32)6341
 ※吉野麦米(吉野ヶ里町)でも16種類ほどを取り扱う。

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