試合終了後にしゃがみ込む選手たちの姿が、敗戦のショックを物語った。トヨタ紡織九州レッドトルネードは実力が拮抗(きっこう)する6位湧永製薬に終盤突き放されて3連敗。ホーム最終戦を白星で飾れず、金明恵(キム・ミョンヘ)監督は「1点差でも勝たないといけない試合だった。本当に残念」と肩を落とした。

 試合前までの今季対戦成績は1勝1敗の五分。一つでも上の順位を狙うトヨタ紡織九州の選手たちは、目の色を変えてコートに立った。

 前半は日本代表GK岩下祐太の好セーブ連発から、左サイドの梅本貴朗らが躍動。22分過ぎには一時4点のリードを奪った。だが、厳しい守備から速攻につなげる相手の戦術にはまり、流れを失った。後半は残り4分まで1点のビハインドにとどめたものの、「大事なところでのミスが多かった」と金監督。攻撃時のパスミスも重なって突き放された。

 11日の琉球コラソン(沖縄県)戦で負傷したポストの酒井翔一朗を起用し、打開を図ろうとしたが、うまく機能しなかった。酒井は「チームのみんなに申し訳なかった」と自身のプレーを振り返った上で、「今のチームには気持ちが一番大事」と話した。

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