歯科医療の大切さを語る陣内重雄さん=佐賀市文化会館

 第15回佐賀市社会福祉大会が19日、市文化会館で開かれた。県歯科医師会常務理事で、陣内歯科医院(同市白山)の陣内重雄院長が基調講演し、歯科医の視点から考える糖尿病や介護予防について語った。

 陣内氏は「糖尿病と介護予防に必要なのは、かむことに必要な奥歯があるかどうか」とし、虫歯や歯槽膿のう漏ろうを防ぐ方法や鼻呼吸の大切さを解説した。その上で「力強く、巧みな口の動きは運動の一つ。これがあることで、長生きにつながる」と舌の筋肉の運動なども紹介した。

 さらに「歯周病菌は血液が大好きで、血管の中に入ってくるため、心臓病や血管の病気を起こしやすくなる」というメカニズムを紹介。歯磨きや食事の仕方、かかりつけ歯科医院でのケアなど、歯を守るために大切なポイントを挙げた。

 大会には、市内の民生委員や社会福祉関係者など約700人が出席。長年、社会福祉活動に貢献した人や団体の表彰も行われた。

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