自民党兵庫県連女性局の憲法改正勉強会で講師を務める古川氏=2月11日、兵庫県神戸市内のホテル

 自民党女性局は、憲法議論を活性化しようと党の考え方をまとめた小冊子を作成した。女性局次長で憲法改正担当の古川康衆院議員(比例九州・唐津市)らが中心になってまとめた。

 小冊子は「幸せのカタチ私たちの憲法」でA5判10ページ。「自民党の想い」という項目では、憲法で「変えないこと」として国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3点を挙げた。「変えたいこと」として、自衛隊の明記や参院選の合区解消などを念頭に置いた記述がある。

 海外5カ国との比較も示した。米国、イタリア、フランス、ドイツ、アイルランドと約70年間の改憲回数を比べ、6~103回改正している各国と一度も改正していない日本をグラフで図示。2015年に同性婚を認めたアイルランドなど、時代や国柄を反映した特徴的な条項も紹介した。

 古川氏は、「建国記念の日」の今月11日に兵庫県連女性局主催の憲法勉強会で講師を務めた。「自衛隊明記で活動範囲が無限定に拡大するのでは」と懸念する意見があり、「違憲論があることを受けた改正」などと説明している。古川氏は「意見交換することで貴重な気づきが得られている。冊子も活用し、女性の憲法改正への心理的ハードルを下げたい」と話す。

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